
日本では「クレオパトラが食べた」(のではないか)という逸話のエジプト料理として有名です。
ご飯にもパンにもよく合い、トロッっとした独特の食感がクセになる味わいです。
ミキサーでモロヘイヤをペースト状にしてしまうと、「とろろ」のようになってあまり食感がよろしくないので、面倒でも粘りが出るまで包丁で細かく刻みます。
材料
2~3人分
モロヘイヤ 100~200g
鶏胸肉 1~2枚
にんにく 3片
鶏ガラスープ 500cc ※無ければ粒状トリガラスープでも可
黒胡椒 少々
岩塩 小さじ1
チー油(鶏油) 大さじ1 ※無ければオリーブオイルでも可
バター 20g
カルダモン 2粒
コリアンダーパウダー 小さじ2
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手順

ニンニクの石づきと、先を切り落として皮を剥きます。

皮を剥いたニンニクを薄くスライスします。

鶏肉の皮は外しておきます。

鶏肉を2枚におろします。

5mm~10mm 間隔くらいに、細く切ります。

さらに 5mm~10mm 間隔くらい にダイスカットします。

鶏肉をボウルなどに移しておきます。

モロヘイヤを刻みます。茎を入れるかはお好みで。

よく切れる包丁を使うと楽にモロヘイヤを刻む事が出来ます。
よく切れて扱いやすいステンレス包丁なら藤次郎のコバルト合金鋼牛刀が、値段もお手頃でオススメです。
そのままでもよく切れますし、研げば切れ味がさらに増します。
エジプトでは、昔は半月型包丁を使ってモロヘイヤを刻んでいました。

時間をかけて丁寧に細かく刻んでいきます。細かく刻めば刻むほどおいしいと思います。

スープ用の鍋を弱火にかけ、鍋にチー油(鶏油)を入れてなじませます。
チー油が無い場合は、オリーブオイルでも良いです。

スライスしたニンニクを入れます。

1分ほど炒めて軽く香りを出します。

鶏肉を入れて火力を中火に上げて、混ぜながら火を通します。

鶏肉に8割火を通します。

鶏肉に火が通ったら、モロヘイヤを入れます。

軽く混ぜたら、バターを入れて香り付けします。

岩塩、黒胡椒、カルダモン、コリアンダーパウダーを入れます。
カルダモン シード 原形 40g 業務用 ハーブ ティー ポプリ 種 ホール cardamon cardamom 小荳蒄 小豆蒄 ショウズク かるだもん

鶏ガラスープ、または、粒状鶏ガラスープと水を入れます。

鶏肉からアクが出てくるので、アク取りをしておきます。

アクが取れたら、グラグラと煮立つまで煮立てます。
軽く味見をして塩加減をみて下さい。

スープ皿によそって完成です。

ご飯と一緒によそったり、冷蔵庫で冷やして冷製スープにしても美味しいです。
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