KFCフライドチキンの命とも言えるカーネルサンダースの秘伝の11種のスパイスのレシピは企業秘密で、今も謎に包まれています。
また、スパイスの種類が判っても、その配分や、調理法までは真似出来ません。
特にKFCでは圧力釜でフライドチキンを揚げているので、家庭では真似は難しいでしょう(家庭用の圧力鍋で揚げ物をするのは、危険な気がします)KFCのフライドチキンの骨付きチキンの小骨がとても柔らかいのはそのためです。
インターネットでKFCのスパイスについて検索してみると、いくつかのKFCオリジナルチキンのスパイスに関した情報が見つかります。
その中から重複しているもの、あるいは味覚からどう考えても入っていると思われるものをピックアップしてみました。
確実に入っていると思われるスパイス (ほぼ確定)
ホワイトペッパー
ブラックペッパー
ガーリックパウダー
塩
入っている可能性が高いスパイス (確率 高)
味の素 (グルタミン酸ナトリウム)
オニオン ※フライドオニオンなのか、ローストオニオンなのかは不確定
KFCの独特の衣の味わい、それはやや人工的な旨味成分、グルタミン酸ナトリウムの味があると思います。自然な甘みを出し旨味を引き立てるオニオンも臭みの強い鶏肉料理には非常によく合います。
入っているのではないか?と憶測されるスパイス (確率 中)
セージ
セロリ ※セロリシードなのか、セロリの茎なのかは不確定
オレガノ
バジル
マスタード ※粒なのかパウダーかは不明
マジョラム
タイム
チリパウダー
パプリカパウダー
ジンジャーパウダー
オールスパイス
ナツメグ
砂糖
塩、砂糖、味の素をスパイスと分類するかは微妙(調味料ではあるが、ハーブではない)ですが、それを除くと以上全部で16種類のハーブが候補に上がりました。
セロリシード パウダー 100g アメ横 大津屋 スパイス ハーブ celery オランダミツバ 芹菜 セロリ 清正人参 セルリー セレリィ
鶏肉の部位は、鶏胸肉、鶏もも肉、手羽元、どれでもお好みの部位を使うといいでしょう。
材料
2~3人分
鶏肉 お好みの部位 400~600g
牛乳 200cc
シーズニングミックスパウダー
小麦粉 100g
岩塩 大さじ1
ホワイトペッパーパウダー 大さじ1
味の素 小さじ2
ガーリックパウダー 小さじ1
オニオンパウダー 小さじ1
セロリシードパウダー 小さじ1
黒胡椒 小さじ1
ジンジャーパウダー 小さじ1
パプリカパウダー 小さじ1
チリパウダー 小さじ1/2
セージ 小さじ1/2
オレガノ 小さじ1/2
バジル 小さじ1/2オールスパイス 小さじ1/2
漬け込み液
卵 1個
牛乳 100cc
タマネギ Sサイズ 半分
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作り方
鶏肉を食べやすいサイズにカットしておきます。鶏もも肉なら、1枚を半分にするといいでしょう。皮は外さない方がKFCっぽくなります。
まず、肉の漬け込み液を作ります。
バットかボウルに卵を一つ割り入れます。
卵をよく溶き解します。
牛乳を入れます。
タマネギをおろし金ですりおろして入れます。
漬け込み液をよく混ぜます。
切った鶏肉を漬け込み液に浸し、30分常温で漬け込みます。
もしくは冷蔵庫で2時間~6時間ほど漬けます。
漬け込みが終わったら、肉だけを取り出し、煮込み用の鍋に入れます。
漬け込み液は後で使うので、一緒には入れないでください。
牛乳を入れて、極弱火にかけて、蓋をせずにゆっくりと低温で火を通します。
KFCでは漬け込み液に漬けた生の鶏肉を圧力釜で直接揚げていますが、家庭でそれを再現するのは難しいので、一度煮て、火をよく通す事で圧力釜で揚げた鶏肉の食感に近づけます。
牛乳が煮立ってきたら、裏返して5分ほど熱を通します。
あまり長く煮ると旨味も出てしまうので、煮込むというよりは火を通すだけ、というような感覚で煮ます。
5分経ったら火を止めて、蓋をして1時間置いて冷まします。
次にシーズニングミックスパウダーを作ります。
小麦粉、岩塩、味の素、ホワイトペッパー、ブラックペッパー、ガーリックパウダー、ジンジャーパウダー、オニオンパウダー、パプリカパウダー、チリパウダー、セージ、オレガノ、セロリシードパウダー、バジル、オールスパイスを広めのバットに入れます。
肉に塩気をつけていないので、塩気はかなり強めでいいと思います。
またメインとなるホワイトペッパーは多めに入れます。
シーズニングミックスパウダーをよく混ぜます。
冷ました鶏肉を漬け込み液に漬けます。
シーズニングパウダーをまんべんなくまぶし着けます。
もう一度、漬け込み液に浸し、よく水気を吸わせます。
シーズニングパウダーをさらにまぶし、KFCの分厚い衣を再現します。
揚げ物用の鍋に油を満たし、中強火にかけ、200度の強めの温度できつね色になるまで揚げます。
一度煮て火を通しているので中まで火を通す必要はありません。
火を通しすぎると、中の水分が飛んでパサパサになるので、できるだけ短時間で揚げます。
色合いよく揚がったら完成です。
揚げすぎてなければ、水分がジュワっと出てきます。
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