タピオカ・ココナッツミルクは、東南アジア発祥のスイーツで、タイなどの東南アジア諸国で広く親しまれています。
日本では1980年代に白くて粒の小さいタピオカパール入りのココナッツミルクが東南アジアより輸入されブームとなり、2019年頃には2度目のタピオカブームが訪れ、台湾発祥の黒くて粒の大きいタピオカパール入りのミルクティー(珍珠奶茶)が若い人の間で流行しました。
今回のレシピは、1980年代にトレンドになった白いタピオカのココナッツミルクを作ってみます。
タピオカパールは150g入りのものを使いますが、茹でるとおよそ4倍に膨らみます。
量にして8人分くらいあるので、少量で良い場合は分量を全て半分にして作ってみて下さい。
材料
6~8人分
タピオカパール 白・小粒 150g
ココナッツミルク 400ml
牛乳 400ml
砂糖 大さじ9 (約80g)
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作り方
ココナッツミルクの缶詰を開けます。
東南アジア産の缶詰はプルトップ缶ではない場合もあるので、缶切りが必要になる場合もあります。
ココナッツミルクの缶詰が無い場合は、ココナッツミルクパウダー100gを300ccのぬるま湯に溶いて、よくかき混ぜて用意しておきます。
ココナッツミルクをボウルなどの容器に入れます。
牛乳を加えます。ココナッツミルクと牛乳の割合は1:1にします。
牛乳とココナッツミルクをよく混ぜたら、冷蔵庫に入れてしっかりと冷やしておきます。
タピオカ・ココナッツミルクは、ぬるいと美味しくないので、必ず冷やすようにして下さい。
次にシロップを作っていきます。
小鍋に砂糖を入れて下さい。
砂糖は多めに感じるかも知れませんが、これは8人分の分量です。
砂糖の種類によっても味わいは変わってくると思います。
不純物の多い砂糖を使うほど、甘みは優しくなります。
水を200cc加えます。
中火にかけ、かき混ぜながら1分間軽く沸騰させます。
砂糖が水に溶けたら火を止めて、これでシロップは出来上がりです。
後でタピオカと合わせる為に、ボウルに入れ、放置して粗熱をとっておきます。
次にタピオカパールを茹でます。
茹で用途の鍋にたっぷり水を張り、中強火にかけて沸騰させておきます。
沸騰したお湯の中にタピオカパールを一気に入れます。
このレシピでは150gのタピオカパールを使います。
少ないように感じますが、茹で上がると8人分はあります。
15分間茹でます。お湯が無くなってきたら、差し水をして下さい。
15分間茹でたら、タピオカパールの粒よりも目の細かいザルにあけます。
流水で十分に冷やします。
冷やすとタピオカパールは透明になります。
しっかりと水を切ります。
タピオカパールをシロップの中に入れてシロップ漬けにします。
茹でたタピオカパールを長時間そのままにしておくと、癒着して団子になってまうので、シロップに漬け込む事で粒を保ちます。
また、甘みが染み込んで美味しくなります。
このまま冷蔵庫に入れて冷やしておきます。
ココナッツミルクとタピオカパールがよく冷えたら、グラスを用意し、タピオカパールをシロップごと、お好みの量グラスに入れます。
そしてその後にココナッツミルクを、タピオカパールがかぶる位グラスに入れます。
これでタピオカ・ココナッツミルクの出来上がりです。
ストローを使って召し上がると、独特の食感が楽しめます。
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