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『天津飯』のレシピと作り方

投稿日:2019-11-09 更新日:

ご飯の上に広東料理の 芙蓉蛋 (『フー・ユン・ダン』日本名は「蟹玉」)を乗せ、あんをかけたオムレツライスです。

日本の中華料理のメニューにしか存在しない代表的な和製中華料理の一つで、中国の天津には何の由来もありません。

あんかけの味付けに、関西と関東で違いがあり、関東風だとケチャップが入る赤いあんかけ、関西風だと醤油ベースの琥珀色のあんかけになります。

このレシピでは、関西風を作ります。

蟹肉は卵の中に綴ると味がぼやけてしまうので、あんの上に直接添えるような盛り方をします。

   

 

ヒガシマル醤油 ちょっとどんぶり 天津飯2P×5個

   

S.H.Figuarts 天津飯

 

 

材料

 

 

 

1人分

カニの缶詰 大さじ1

卵  3個

白米 1合

岩塩 少々

ホワイトペッパー 少々

長ネギ 1/2本

万能ネギ 少々

チー油(鶏油) 小さじ2

 

あん

 

薄口醤油 小さじ2

オイスターソース 小さじ2

ホワイトペッパー 少々

鶏ガラスープ 200cc

紹興酒 小さじ1

砂糖 少々

ごま油 少々

片栗粉 小さじ2

 

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作り方

ご飯を必要分炊きます。

水溶き片栗粉

片栗粉を大さじ1の水に溶いておきます。

長ネギを斜めに薄切りにしておきます。

万能ネギを細かく刻んでおきます。

   

ボウルにを割り入れます。

ボウルに、ホワイトペッパー、岩塩を加えます。

長ネギを加えます。

黄身と白身が分かれている程度に軽く混ぜます。

天津飯をよそる器にご飯を盛っておきます。

後であんかけを入れるので、その余裕を考えて、 やや大きい丼に、高めによそっておくと良いと思います。

中華鍋を中弱火にかけて煙が出るくらいよく温めておきます。

オイルポッドから200ccほどのキャノーラ油を入れて1分ほど鍋に馴染ませます。

油をオイルポッドに戻し、キッチンペーパーなどで鍋を擦っておきます。

この油慣らしをする事で、鍋に卵が付かなくなります。

火は中火のまま、チー油を入れ、少し鍋から煙が出るくらい油を温めておきます。

   

鍋に卵をさっと投入します。油で揚げるような感じで。

ターナーで卵を真ん中に折りたたむような感じで、火を通していきます。

円形に整形しながら30秒ほど焼いたら、火を中弱火に落とします。

鍋を煽りながらターナーで卵を裏返します。

裏側は焦げ目がついてしまっていますが、もう一度裏返すので気にしなくても良いです。

10秒ほど表側を焼いたら、すぐに再度ひっくり返します。

そうするとやや半熟のまま綺麗なオムレツに仕上がります。

そうしたら火を止めます。

ご飯の上にオムレツを乗せます。

中華鍋をキッチンペーパーなどで掃除し、弱火にかけてから、オイスターソースを入れて1分炒めて香りを出します。

鶏ガラスープを入れて、オイスターソースをよく溶き混ぜ、火加減を中弱火に上げます。

鶏ガラスープが無い場合は、水200ccと粒状トリガラスープを小さじ1入れます。

薄口醤油、砂糖、ホワイトペッパー、紹興酒を入れます。

軽く沸騰させます。

一度火を止めて、水溶き片栗粉を入れて混ぜます。

中火にかけて、あんかけを煮立たせ、火を止めてから香り付けにごま油を入れます。

あんかけが熱いうちに、オムレツの上にかけます。

蟹肉を乗せます。

万能ネギを散らします。

これで天津飯のできあがりです。

       


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