お茶漬け、と言うとまず連想するのは、「永谷園」ではないでしょうか? でも、お茶漬けの素が無くてもダシの利いた美味しいお茶漬けは作れるんです。
昆布つゆを使って、だしの利いたお茶漬けを作ってみます。これがあればお茶漬けの素は要らないかも知れませんね。
お茶漬けというと、食べるものが特に無いときにササっと済ませる食事で、栄養に乏しいと思われがちですが、緑茶や海苔にはビタミンCがたっぷりと含まれています。
さらに鮭は骨を強くする、ビタミンD3の宝庫で、動物性タンパクや DHA、EPAといった成分も摂取できます。 鮭茶漬けは、意外に栄養が豊富なんです。
材料
1人分
ご飯 茶碗1杯
緑茶 ティースプーン2杯 ※濃いめのほうが美味しいです。
塩鮭 1切れ ※脂の多い腹身よりも、背や尾の身がおすすめ。生鮭ではないので注意して下さい。
海苔 お好みの量
昆布つゆ 大さじ2
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作り方
まずご飯を普通に炊きます。炊きたてよりも、やや時間が経ったご飯のほうがお茶漬けに適しています。
塩鮭は好みのものを用意します。生鮭を使いたい場合は、塩小さじ1を両面にまんべんなく振り、一晩置けば塩鮭になります。
脂身の多い腹身よりも、少し締まった背の身や尾の身のほうがお茶漬け向きです。
塩鮭をグリルで焼きます。極弱火でじっくりと低温で10分、裏返して3分ほど焼ければ良いと思います。
あまり焼きすぎると硬くなるので、表面がしっとりした焼き加減がベストです。
鮭茶漬けに使う場合は冷めてしまった鮭でも、おいしく食べられます。
緑茶をやや濃く煎れます。お茶漬けに使うお茶は、濃くて渋いほどおいしいと思います。
渋みが魚の生臭さも消してくれます。
どんぶりに半分くらいのご飯を盛ります。
器はお茶を入れる分やや大きめが適しています。鮭を置いて骨を外しておきます。
指で鮭をほぐします。
箸でほぐすのは難しいので、手でほぐすのが一番です。
鮭の皮も指で千切ります。皮を入れるかはお好みで。
鮭がほぐせたら、昆布つゆを入れます。
海苔を指で細かくちぎってふりかけます。
海苔が湿気っている場合は、コンロの火で軽く炙るとパリパリに戻ります。
最後に緑茶を外側から回し入れれば出来上がりです。
具は鮭の他は、釜揚げしらす、サバ缶、納豆、たらこなどが美味しいです。
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