日本では一般的に「タンドリーチキン」と呼ばれているインド(パンジャブ)料理です。
鶏肉をスパイスとヨーグルトに漬け込んで、タンドールという土窯の中であぶり焼きにしたものです。
ですが、本来のタンドリーチキンは骨付き肉を使うもので、骨付きではない肉は単に「ティッカ」(切り身)と呼ばれます。
骨なし肉を使うという事以外はタンドリーチキンと何も変わりません。
食紅を沢山入れて鮮やかな真紅に色付けするのが本場インド式ですが、このレシピではパプリカパウダーを入れて赤みをつけます。
ちなみにチキンティカマサラという料理は、このチキンティッカを使ったカレー料理の事で、1960年代にイギリスのインド料理屋で発案され、現在もイギリスではメジャーなカレー料理です。
材料
2人分
鶏胸肉 2枚 ※鶏もも肉でも可
にんにく 2片
しょうが 1片
タマネギ Sサイズ 半分
プレーンヨーグルト 大さじ3
岩塩 小さじ1
リンゴジャム 小さじ1
ケチャップ 小さじ1
コリアンダーパウダー 大さじ1シナモンパウダー 小さじ1/2
クミンパウダー 大さじ1
カスリメティ 小さじ1 ※あれば
ターメリック 小さじ1
粉唐辛子(甘口) 小さじ1/2一味唐辛子(中辛) 小さじ1/2
ガラムマサラ 小さじ1/2
黒胡椒 小さじ1/2
レモン果汁 大さじ1
パプリカパウダー 小さじ2
レモン 1/2個ギー 小さじ1 ※無ければチキンオイルかバターを使う。
レタス 1枚
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作り方
鶏肉を皮付きのままぶつ切りにします。
ビニール袋を用意し、鶏肉を入れます。
たまねぎ、しょうが、にんにくをおろし金ですりおろして袋に入れます。
コリアンダーパウダー、シナモンパウダー、クミンパウダー、ターメリックパウダー、カスリメティ、ガラムマサラ、粉唐辛子(甘口)、一味唐辛子(中辛)、パプリカパウダー、黒胡椒、ケチャップ、リンゴジャム、レモン果汁を入れます。
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カスリメティは、日本ではあまり聞き慣れないスパイスですが、北インドでは定番のスパイスです。独特の良い芳香がし、マサラ料理がより香り高く仕上がります。
タマネギをおろすのが面倒な場合は、オニオンパウダーが便利です。
袋の口を軽く縛り、よく揉み込んでなじませたら常温で30分ほど漬け込みます。
塩は浸透圧で肉汁を出して、肉を固くしてしまうので、この段階では入れません。
30分ほどしたら、袋を開けます。
ヨーグルトを入れます。
再度袋の口を閉め、もんでよくなじませたら、常温でさらに30分か、冷蔵庫で1時間~1日以上漬け込みます。
漬け込み時間は決まっていないので、かなり時間を掛けても美味しく仕上がります。
この状態で冷凍庫で保存も可能です。
炒め鍋を中火にかけ、ギーを入れて馴染ませておきます。
どちらも無い場合はバターや、チー油(鶏油)でもいいです。
袋の中を全て鍋に移して、岩塩を加え、煮込みます。
塩気の調整はここでのみなので、塩の入れすぎ、少なすぎに注意して下さい。
10分ほど煮込んで鶏肉にしっかりと火を通します。
焦げそうなら、火加減を落として下さい。
軽く押して肉の弾力が固くなってきたら大体良いです。
串打ちをする為に、鍋の中身を全て、皿の上に移して20分ほど置いて冷まします。
鶏肉が冷めたら、バーベキュー串などに串打ちをします。
ターメリックの黄色い色素がまな板など着くと落ちにくいので、バットの上などで串打ちをすると良いと思います。
串打ちが出来たら、コンロを中火にして直火で焦げ目を着けます。
既に火は通っているので火を通すのではなく、焦げ目を着ける事を意識して焼いて下さい。
直火で焦げ目を着けると、お店の焼き鳥のような独特の香ばしさが出ます。
コンロがIH式で直火が使えない場合はグリルで焼いて下さい。
串打ちした肉をグリルにセットして、中火にかけ、両面に焼き色が着くまで焼きます。
写真のようにしっかりと焦げ目がつくように、串をくるくる回しながら、焼いて下さい。
レモンを切って、タネを楊枝などで取り除いておきます。
焦げ目がついたら、皿に乗せてレタス、レモンを添えて出来上がりです。
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