パスタ料理 レシピ 洋食

『アーリオ・オリオ・ペペロンチーノ』のレシピと作り方

投稿日:2020-07-26 更新日:

アリーオ(ニンニク)・オリオ(油)・ペペロンチーノ(唐辛子)は、イタリアの基本のパスタで、レストランで食べるメニューというより、イタリアのマンマ、あるいはグランマがささっと作ってくれるような素朴な家庭料理です。

使うパスタは、スパゲッティーニ、スパゲッティ、フェデリーニ等の細めのパスタが合います。

ユウキ MC クラッシュドレッドペパー 220g

入れるトウガラシは辛口の鷹の爪と、辛さがほとんどない甘口の粗挽きトウガラシを彩りとして使います。

   

 

レガーロ ペペロンチーノの希望 75.3g×6個

   

■東京468食材 【送料無料】ペペロンチーノ(唐辛子)イタリア カラブリア産 70g 【送料無料 レターパック】

 

材料


2~3人分

スパゲッティ 350g

ニンニク 4片

鷹の爪 1本

粗挽きトウガラシ(甘口) 小さじ1

イタリアンパセリ 10g

岩塩 大さじ3 (パスタ茹で用)

オリーブオイル 大さじ3

 

スポンサーリンク

 

作り方

ニンニクの石づきと、先を切り落として皮を剥きます。

皮を剥いたニンニクを薄くスライスします。

ニンニクの芯は焦げやすく、焦げると苦味やエグ味が出るので丁寧に取り除くと、より仕上がりの味が良くなります。

パスタを茹でる寸胴に水を張り、強火にかけておきます。

お湯は心持ち少なめにします。ペペロンチーノの塩気は、お湯に入れる塩のみで決めますので、たっぷりのお湯で茹でると、パスタに塩気が入りません。

鷹の爪は縦に切って種を全て取っておきます。

炒め用の鍋にニンニクとオリーブオイルを入れてから、火を中火にかけます。

油が少し温まってきたら、沸騰するまえに極弱火にしてニンニクをじっくりと煮ていきます。

 

モンテベッロ ピュア・オリーブオイル 5L

 

鷹の爪を入れて、1分ほど炒めて、油に辛味を移します。

1分したら鷹の爪を摘み上げて捨ててしまいます。

鷹の爪を長く炒めるほど仕上がりが辛くなるので、お好みで調整して下さい。

   

ニンニクが少し色づいてきたら火を止めます。

ニンニクの火の通り加減ですが、カリカリにするか、少ししんなりさせるかはお好みで良いです。

仕上がりでカリカリにしたい場合は、揚がったニンニクを取り出しておいて、最後に添えると良いと思います。

このレシピではそのままソースにして、しんなりさせてしまいます。

パスタを茹でる寸胴が沸騰してきたら、お湯の中に岩塩を入れます。

塩の分量は、茹でる水に対して1%、あるいは水3リットルに対して25g程度が一般的な目安です。

ペペロンチーノの塩気は、茹でる時に入れる塩のみで完結しますので、途中で加えたりはしません。

また、茹でる時に入れる塩の種類でパスタの味が決まりますので、天然岩塩や天然海塩を使って下さい。

Regalpetra Grosso イタリア シチリア島産岩塩(粗粒状)1kg シチリア島の天然の岩塩鉱から採掘された塩【直輸入】業務仕様 ロックソルト

岩塩がお湯に溶けたら、スパゲッティを入れ、火を中火にします。

グラグラとは茹でずに、フツフツとした湯加減で静かに茹でます。

   

イタリアンパセリを細かく刻みます。

パスタの茹で汁オタマ2~3杯(約90~200cc)ほどを鍋に加えます。

茹で汁とオリーブオイルをよくかき混ぜ、白く濁らせます。

水と油を乳化させる事で、油っぽさが軽減されます。

これでソースはできあがりです。

パスタの味見をしてやや芯があるかないかという所で、流しに置いたザルで湯切りします。

パスタをソースの中に加えます。

刻んだイタリアンパセリを3分の2ほど加えて、コンロの火を再び点火し、極弱火にします。

残りのパセリは最後の飾り付けにとっておきます。

トングでパスタをよくかき混ぜながらソースをさらに乳化させます。

よく混ざったら火を止めて、平皿に捻るようにトングで盛り付けます。

仕上げに残りのイタリアンパセリと、粗挽きトウガラシ(甘口)を少々振りかけて彩りを添えたら、アーリオ・オリオ・ペペロンチーノの出来上がりです。

 

スポンサーリンク

     

[トップページへ戻る]

 

PASTA ―基本と応用、一生ものシェフレシピ100 (日本語) 大型本 – 2009/6/12

   

モンテベッロ アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ 250g

 

-パスタ料理, レシピ, 洋食

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

関連記事

アメリカの定番料理『チキンフィンガー』のレシピと作り方

フライドチキンとの違いは、スナック菓子のようなカリカリの歯ごたえの衣で、味付けはそれほど濃くせず、ディップソースを付けて食べます。 クミンのスパイシーな風味を強く効かせるのが味のポイントです。 小麦粉 …

『卵煮込みカツ丼』のレシピと作り方

卵とじカツ丼、ソースカツ丼、醤油ダレカツ丼と、カツ丼もレシピが色々ありますが、ここでは広い地域で食べられている卵とじカツ丼を作ってみます。 普通の鍋で作りますが、「親子鍋」を使うともっと綺麗で簡単にカ …

鶏胸肉を丸ごと揚げる!外はカリッと中はしっとり『肉厚チキンカツ』のレシピと作り方

鶏胸肉を切らずに丸ごと揚げて衣はサクサク、中はしっとりジューシーなチキンカツにします。 厚みのある肉を揚げ物にする時、「生焼けにならないか」という心配があるでしょうが、揚げる→予熱→揚げる→予熱で、確 …

市販のルウを使わなくても美味しい『チキンクリームシチュー』のレシピと作り方

市販のクリームシチューのルウを使わないチキンシチューです。 市販のルウのようにショートニングなどの油を使ってないので、少し健康志向かも知れません。ただ、トロミは少なめでどちらかというとクリームスープの …

豚バラ肉の塩漬け『パンチェッタ(生ベーコン)』のレシピと作り方

豚バラ肉をハーブと岩塩で塩漬けにし、乾燥させてから長期間低温で熟成させたもので、生肉の時にはなかった深い旨味があります。また、塩漬け肉ですので大変長持ちします。 これを塩抜きして燻製にしたものが、ベー …