おすすめ エスニック レシピ

インド式カレーには欠かせない!北インドの主食『チャパティ』のレシピと作り方

投稿日:2019-01-03 更新日:

チャパティ(ロティ)は、インド、パキスタンなどで食べられているイースト発酵させないパンの一種です。

インドのパンというと、「ナン」をまず最初に思い浮かべるかも知れませんが、ナンを作るにはタンドールという巨大な土窯が必要で、一般家庭ではナンを作ったりせず、コンロとタワと言われる器具を使ってチャパティを作り、常食しています。

 

アーシールバード全粒粉 5 kg チャパティーに最適なインド産のアタ 小麦粉 パン用 パラタ AASHIRVAAD ATTA Whole Wheat Flour आशीर्वाद आटा……

 

 ここでは薄力粉を使ってチャパティを作りますが、インドではアタという全粒粉を使ってチャパティを作ります。したがって本場のチャパティとは味が若干異なります。

   

 

微粒全粒粉 (全粒粉100%で焼けるパン用粉) / 1kg×2個セット TOMIZ/cuoca(富澤商店) 全粒粉

   

木下製粉 小麦 全粒粉 「ブラウワー全粒粉 3袋」 750g ( 250g × 3 ) パン用 小麦粉 強力粉

 


材料

2~3人分

薄力粉 700g ※アタ、もしくは全粒粉を使うと本格的

水 350cc ※小麦粉 100gに対して、水 50cc

岩塩 小さじ2

ナツメグパウダー 少々 ※本場では入れません。お好みで 

 

スポンサーリンク

 

作り方

大きめのボウルに、小麦粉、岩塩、ナツメグを入れます。

ナツメグを入れるとチャパティ単品だけでも美味しく食べられます。

を入れます。

箸で軽く混ぜます。

手で丸めながらひたすら捏ねます。

手のひらで押してたたみ、また押してはたたみを繰り返します。

休み休みでいいですから8~10分位は捏ねるべきでしょう。

ここで手を抜くとコシが無く、仕上がりもモチモチした感じになりません。

   

しっかりと生地にコシをつけたら丸めて鍋の蓋をかぶせるか、ラップなどをかけて30分落ち着かせます。

しばらく放っておくことで生地が滑らかになります。

30分経てば、生地は出来上がりです。

イースト菌などは使わないので発酵の工程はありません。

インドではタワという縁のない小さなフライパンのような専用の道具を使ってチャパティを焼きますが、日本の家庭にはまず無いので、フライパンで代用します。

フライパンを弱火にかけてしっかりと温めておきます。

 

デバイヤー 鉄 共柄 クレープパン 24cm 5120-24

 

まな板に軽く打ち粉をして、生地を80gほどを千切りって丸め、打ち粉の上に置きます。

   

麺棒で厚さ3mmくらいに伸ばします。

コシが強くて伸ばしても伸ばしてもすぐに戻ろうとしますが、それは美味しくなる証拠です。

フライパンに油を引かずに、伸ばした生地を入れて片面2~3分ほど焼きます。

しばらくは焼けないので、次の生地を伸ばしておきます。

軽く焼き色がついたら、裏返して両面に焼き色をつけます。

すぐに黒く焦げるようなら火が強すぎ、3分経っても焼き色がつかないなら火が弱すぎです。

ここは焼きながら微調整してみてください。

やや強めの弱火がいいと思います。

両面に焼き色がついたらチャパティは焼き上がりです。

熱いうちは常に蒸気を出しているので、熱いチャパティ同士を重ねるとムレてしまうので、冷めるまで網の上に乗せるなどするとムレません。

インドでは仕上げに、コンロの直火で数秒間直接チャパティを炙って、膨らませますが、自信がなけばやらなくて構いません。

この調子で、焼く、伸ばす、裏返す、焼けたチャパティを網の上に並べる、を繰り返してチャパティをどんどん焼いていきます。

フライパンは2枚で焼くとローテーションが捗ります。

   

一度に一気に焼くと余って、保存が難しい場合は、一旦生地を冷蔵庫に保存して、食べる直前に必要な量だけ焼いても良いと思います。

焼き上がって少し冷めたチャパティは重ねても大丈夫です。(熱いまま重ねるとムレます)

基本的にはアツアツの焼きたてを食べますが、余って冷めてしまったチャパティも、グリルやオーブントースターなどで、再度焼けば食べられます。

焼きたてはモチモチしていて、焼き直ししたものはパリっとしています。

北インド式のカレーによく合います。

保存は、袋に入れて冷凍庫へ。冷凍チャパティは解凍せずそのまま グリルやオーブントースターなどで、焼けば食べられます。

袋に入れたまま常温に置いておくとカビてしまいます。また空気に晒していると水分が飛んでカチカチになります。

 

ミックスピクルス 283g (3本)アチャール 漬物 pickles

 

北インド式カレーは勿論、他の煮込み料理にもよく合います。インドではアチャールをはさんでよく食べられています。

インドにはまず無いと思われる。ライ麦のチャパティ。スウェーデンのクネッケブロートに似た味になりました。

小麦胚芽入りチャパティ。

薄力粉と小麦胚芽を7:1の割合で複合して作りました。

薄力粉より遥かに香りがよく、味が良いです。

全粒粉で作った本場のチャパティに少し近いと思います。

 

創健社 小麦胚芽粉末 400g

 

チャパティにピュアオリーブオイル、トマトピューレ、シュレッドチーズなどを乗せてピザにしても美味しいです。

 

スポンサーリンク

     

 

[トップページへ戻る]

 

パイオニア企画 全粒粉 800g

   

デバイヤー 鉄 共柄 クレープパン 24cm 5120-24

 

-おすすめ, エスニック, レシピ

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

築地銀だこ風『たこ焼き』のレシピと作り方

仕上げに油で軽く表面を揚げて、築地銀だこ風にします。 関西風にする場合は、最後に油で揚げる工程は省いて下さい。       池永鉄工 たこ焼き器 日本製 IH対応 16穴 …

定番の煮物『肉じゃが』のレシピと作り方

ジャガイモは煮崩れやすいので、他の材料とは時間差をつけて入れます。男爵芋ではなく、メークイーンを使うと煮崩れません。 サヤエンドウも一緒に煮込むと、すぐに煮崩れて色合いや食感も落ちてしまうので、あらか …

『モツのピリ辛味噌炒め』のレシピと作り方

白モツは3回茹でこぼす事で、余計な臭みや脂を払います。 また、白モツの脂肪を取ると半分ほどになってしまうので、量は多めのほうが良いです。 初めから脂肪が取り除かれ、一口大に切られて売られている豚白モツ …

イタリア料理『カプレーゼ』のレシピと作り方

イタリアのカプリ島由来のサラダで、イタリアでも日本でも定番のオードブルです。 エクストラバージンオリーブオイルを使うと、味も引き立ちます。 本物のエクストラバージンオリーブオイルは、日本でも僅か200 …

洋食の隠し味『ソフリット』のレシピと作り方

「ソフリット」は、イタリア料理などに使われる香味野菜のペーストで、ニンニク、タマネギ、ニンジン、セロリ、キノコなどを細かく刻み、オリーブオイルで長時間じっくりと炒めて、野菜の旨味や甘みを凝縮させたもの …