ご飯もの レシピ 中華料理

『鮭チャーハン』のレシピと作り方

投稿日:2019-01-19 更新日:

塩鮭を使ったチャーハンです。

瓶詰めの鮭フレークや、余った塩鮭でも作れます。

チャーハンを パラパラに仕上げるポイントは、ご飯を固めに炊く事と、卵と油を素早く乳化させ、固まる前にご飯に絡める事です。

ご飯は長く炒めることで香ばしくなります。

   

 

パラパラじゃなくていい! 最高のチャーハン50 (日本語) 単行本 – 2019/6/15

   

山田工業所 鉄 打出片手中華鍋(板厚1.6mm) 33cm

 

 

 

材料

 

 

 

2~3人分


ご飯 2合
鮭 2~3切れ
卵 3個
ピーマン 1個
長ネギ 1/2本
チー油(鶏油) 大さじ3 ※無ければごま油

 
合わせ調味料

 
薄口醤油 大さじ3
岩塩 小さじ1
砂糖 小さじ1/2
黒胡椒 適量
粒状鶏ガラスープ 小さじ1
紹興酒 大さじ1

 

スポンサーリンク

 

 

 

作り方

あらかじめ水を少なめにして固めのご飯を炊いておきます。

固めの炊きたての御飯を使うことでパラパラのチャーハンが作りやすくなります。

白身が見えなくなるくらい、卵を解きほぐしておきます。

塩鮭の好きな部位を用意します。

生鮭の場合は両面に岩塩を振り、一晩冷蔵庫で寝かせておくと塩鮭になります。

塩鮭をグリルで焼きます。

極弱火でじっくりと低温で10分、裏返して3分ほど焼ければ良いと思います。

あまり焼きすぎると硬くなるので、表面がしっとりした焼き加減がベストです。

余り物の焼き塩鮭でも構いません。

   

ピーマンを粗みじん切りにします。

長ネギをみじん切りにします。

塩鮭から骨を外し、身を指で小さくほぐします。

皮を入れるかはお好みで。

調味料は、薄口醤油、岩塩、粒状鶏ガラスープ、砂糖、黒胡椒、紹興酒を1つに合わせておきます。

 

サントリー 紹興酒 会稽山陳三年 [600ml ]

 

使う分量のご飯も、一度に素早く入れられるようにボウルに入れておきます。

これをしておかないと、パラパラに出来ないか、焦げたチャーハンになりやすいです。

   

中火で熱した中華鍋に、チー油(鶏油)を入れます。

チー油の作り方は以下から。無ければごま油でも構いません。

油は心持ち多めです。油が少ないと卵が乳化せず、パラパラのチャーハンになりにくいです。

卵液を一気に入れて、素早く油とよくかき混ぜて乳化させます。これがパラパラにする為の重要なポイントです。

油を卵と乳化させていないと、油っぽいチャーハンになります。

卵が固まる前に、素早くご飯を一気に入れて、

すぐに鍋を煽ってご飯と卵の位置を逆さまに逆転させます。

乳化させた卵をご飯に絡める為、切るように混ぜ合わせます。

卵を入れてから、ここまでで5秒くらいの速さで素早く出来ると良いと思います。

乳化した卵がご飯に馴染む事でご飯がくっつきにくくなります。

卵が全体に馴染んだら、火を強火にします。

既にこの時点で砂のようにパラパラになっているはずです。

5~8分間、ご飯を焦がさないように鍋を煽ってご飯を焼いていきます。

長い時間焼くほど、パリパリと香ばしく仕上がりますが、あまり長すぎるとパサパサになり、短すぎてもただの混ぜご飯のようになります。

この辺りは好みで調整します。

常に鍋を煽って、ご飯を焦がさないようにします。

ある程度ご飯が焼けてきたら、鍋の外側から合わせ調味料を流し入れ、水分を飛ばしながら鍋を煽ります。

合わせ調味料は必ず、鍋肌から入れて下さい。

ご飯に直接かけるとベタベタになります。

   

ピーマンを投入し、1分鍋を煽ります。

塩鮭と、長ネギを入れて1分ほど炒め合わせます。

長ネギは仕上げ用に少し残しておきます。

どんぶりにチャーハンを敷き詰めて、よそるお皿を被せて反転させて盛り付けします。

どんぶりに平皿を被せて、反転させて盛り付けます。

綺麗に盛り付けたら、軽く長ネギを散らして出来上がりです。

 

スポンサーリンク

     


[トップページへ戻る]

 

技あり! dancyuチャーハン (dancyu特別編集 プレジデントムック) (日本語) ムック – 2017/8/29

   

廣記商行 プレミアム味覇(ウェイパァー) 缶 250g

 

-ご飯もの, レシピ, 中華料理

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

シンガポール風焼きビーフン『星洲炒米粉(シン・チャォ・チャォ・ミー・フェン)』のレシピと作り方

星洲 (シン・チャォ)はシンガポールの昔の呼び名、 炒米粉 (チャォ・ミー・フェン)は炒めたビーフンの事。 「焼きビーフン」は中国の福建省の料理ですが、これをカレー風味にしたものが、シンガポール風焼き …

『鶏の竜田揚げ』のレシピと作り方

醤油、酒、みりんの配分が重要で、醤油4、酒3、みりん1くらいの配分で、たっぷりの漬け込み液に短時間で漬けるのが秘訣です。 竜田揚げは、奈良県の「竜田川」に由来しているとか、旧日本海軍の「龍田」という人 …

カーネルサンダースの11種のスパイスの謎に迫る。『KFC風フライドチキン』のレシピと作り方

KFCフライドチキンの命とも言えるカーネルサンダースの秘伝の11種のスパイスのレシピは企業秘密で、今も謎に包まれています。 また、スパイスの種類が判っても、その配分や、調理法までは真似出来ません。 特 …

中華の肉味噌『炸醤(ザージャン)』のレシピと作り方

「炸醤(ザージャン)」とは、挽肉、甜麺醤、醤油を合わせて炒めた中華の肉味噌の事です。 甜麺醤(テンメンジャン)の独特の濃厚な甘い風味が特徴です。 これを麺にかけたものが、 炸醤麺です。日本人にはジャー …

砂糖少なめであっさり『アップルコンポート』と、リンゴの皮で作る『アップルティー』のレシピと作り方

コンポートというと、大変甘いイメージですが、砂糖少なめにして、リンゴの自然の甘みを活かした仕上がりにします。 シナモンを効かせているのでスパイシーな味わいです。 リンゴを生で食べるよりも口当たりが軽い …