イタリア語では「Spaghetti alla disperata (スパゲッティ・アッラ・デスペラータ)」。
「絶望」はレシピに関しては三種三様で、ニンニクと唐辛子以外は何も入っていないパスタだと言う人も居ますし、魚のオイル煮を使ったパスタであるとか、肉とトマトソースを使ったパスタであるとか、オリーブや生クリームやキノコを入れるのだと言う人も居ます。
レシピのベースとなっている本場イタリアのデスペラータもレシピに関しては不明確です。
「絶望」は日本では、東京のとあるレストランで食べられるという事は分かっています。
それ以外は概要など不明です。
材料
2~3人分
スパゲッティ 350g
ニンニク 3片
鷹の爪 1つ
岩塩 大さじ3 (パスタ茹で用)
オリーブオイル 大さじ3
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作り方
ニンニクは包丁の腹で潰し、皮を剥いでから、1cmくらいのぶつ切りにします。
パスタを茹でる寸胴に水を張り、強火にかけておきます。
鷹の爪は縦に切って種を全て取っておきます。
炒め用の鍋にニンニクとオリーブオイルを入れてから、火を中火にかけます。油が少し温まってきたら、沸騰するまえに極弱火にしてニンニクをじっくりと煮ていきます。
ニンニクが少し色づいて来たら、鷹の爪を入れてすぐ火を止めます。
鷹の爪を炒めると辛くなり過ぎるので、あまり火を入れないようにします。
パスタを茹でる寸胴が沸騰してきたら、お湯の中に岩塩を入れます。
塩の分量は、茹でる水に対して1%、あるいは水3リットルに対して25g程度が一般的な目安です。
「絶望」の塩気は、茹でる時に入れる塩のみで完結しますので、途中で加えたりはしません。
また、茹でる時に入れる塩の種類でパスタの味が決まりますので、天然岩塩や天然海塩を使って下さい。
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岩塩がお湯に溶けたら、スパゲッティを入れ、火を中火にします。
グラグラとは茹でずに、フツフツとした湯加減で静かに茹でます。
パスタの茹で汁オタマ1杯(約50~90cc)ほどを鍋に加えます。
パスタの味見をしてやや芯があるかないかという所で、流しに置いたザルで湯切りします。
茹で汁とオリーブオイルをよくかき混ぜ、白く濁らせます。
水と油を乳化させる事で、油っぽさが軽減されます。
これでソースはできあがりです。
パスタをトングなどを使って、一掴みずつ入れては鍋を煽り、ソースとよくなじませます。
幅の広いトングなどで一気に一皿分のパスタを持ち上げるように掴み取り、皿の上で捻るように盛り付ければ、絶望の出来上がりです。
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