インドの家庭で作られるマサラ料理です。
チキンカレーと言っても、米が主食の南インド、小麦が主食の北インドでは使うスパイスが全く違います。(同じ地方でも、作る人や家によっても微妙に違います)
このレシピはどちらかと言うと、北インド風に近いもので、チャパティ(ロティ)や、パラータで食べるカレーですが、インドの人も普通にご飯で食べたりもするので、どちらでも合うと思います。
クミン、コリアンダー、ターメリック、レッドペッパーの4種類の基本スパイスがあれば作れます。
シナモンパウダー、クローブパウダーを加えることで、より風味に深みが出ます。
テンパリングにカルダモン(ホール)を使いますが無くても構いません。
また香り付けにカスメリティ、ガラムマサラを入れるとより本格的になります。
S&B 噂の名店 バターチキンカレー お店の中辛 200g×5個
材料
2~3人分
鶏もも肉 2枚 (3枚入れても良い)
タマネギ Mサイズ 2個
ニンニク 2~3片
ショウガ 1片
プレーンヨーグルト 100g
バター 40g
岩塩 小さじ2
ギー 大さじ1 ※無ければバターで良い
粒状トリガラスープ 小さじ1
コンソメパウダー 小さじ1
トマトの缶詰 400ml
レッドペッパー 少々 ※入れるほど辛くなります。お好みで調整
クミンパウダー 小さじ1
コリアンダーパウダー 小さじ2
ターメリックパウダー 小さじ2シナモンパウダー 小さじ1/2
クローブパウダー 少々
カスリメティ 小さじ1
ガラムマサラ 小さじ1
カルダモン(ホール) 3~5粒
白米 2合 ※ライスで頂く場合
以下はお好みで
甘唐辛子 1/3 ※飾り付け。あれば。
ピーナッツバター 小さじ2
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作り方
普通にご飯を炊いておきます。※カレーライスにする場合。
バターチキンはチャパティで食べてもおいしいです。
鶏肉の皮を取り去ります。
出来るだけ繊維に沿って 鶏肉1枚をにつき6~8分割にします。
大きめに切ると良いと思います。
鶏肉をビニール袋に入れ、皮を剥いだニンニク、ショウガをおろし金ですりおろして入れ、ターメリック、ヨーグルトも袋に入れます。
神戸スパイス スパイス 5点セット【100g各1袋】 コリアンダーパウダー ガラムマサラ ターメリックパウダー クミンシード カイエンペッパー スターター スパイスセット 業務用
袋の口を軽くしばり、軽く揉んでから常温で30分漬け込みます。
次の工程に進めば、鶏肉を入れる頃には丁度30分くらい経っています。
タマネギを薄くスライスします。
粗みじん切りでも構いません。
炒め用の鍋を中火にかけ、鍋が温まってきたら弱火に落とし、ギーを入れて鍋に馴染ませてから、カルダモン(ホール)を入れてテンパリングしておきます。
ギーがない場合は、バター、もしくはチキンオイルを使って下さい。
カルダモン シード 原形 40g 業務用 ハーブ ティー ポプリ 種 ホール cardamon cardamom 小荳蒄 小豆蒄 ショウズク かるだもん
タマネギを入れて、火を中火に強め、しんなりするまで炒めます。
インドのカレーはあまり飴色タマネギは使わないので、飴色までじっくり炒めるのではなく、しんなりすればOKです。
トマトの缶詰を入れます。
カットトマトならそのまま、ホールトマトなら手で握りつぶして入れて下さい。
トマトを入れたらレッドペッパー、粒状鶏ガラスープ、コンソメパウダーを入れて下さい。
漬け込んでおいた鶏肉を入れます。
鶏肉が白くなるまで軽く炒めます。
岩塩、コリアンダーパウダー、クミンパウダー、シナモンパウダー、クローブパウダーを入れて混ぜます。
水200cc、ピーナッツバターを入れます。
水量はお好みで調整して構いません。
このまま中弱火で20分煮込みます。
煮込んだらバターを入れて溶けたら火を止めてカスメリティ、ガラムマサラを入れます。
これでチキンカレーの出来上がりですが、鍋の蓋をせずに一晩寝かせて味を良くします。
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カスリメティは、日本ではあまり聞き慣れないスパイスですが、北インドでは定番のスパイスです。
独特の良い芳香がし、マサラ料理をより本格的にしてくれます。
一晩寝かせたチキンカレーです。
水分は蒸発し、具が吸い取ってしまって少なくなっています。
これを弱火で温めます。
あれば甘唐辛子を薄切りにしておきます。
カレー皿にご飯をよそり、バターチキンを盛り、薄切りの甘唐辛子を乗せれば完成です。
スープボウルによそって、チャパティを別皿で添えてもOK。
カレー粉やカレールーを使わなくてもこんなに美味しいのか、ときっと驚くはずです。
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