
「よだれ鶏」というネーミングは、中国語の「口水(コゥ・シュイ)」を直訳したものです。
もちろんヨダレが入っている訳ではなく、四川出身の文豪が少年時代に食べた鶏肉料理に思いを馳せて「思い出すだけでヨダレが出そうになる鶏肉料理」と語った事から命名されたものです。
中国の濃口醤油である、老抽(ラォ・チャウ)と、質の良い黒酢を使うことが味の決め手となります。
500mlの2本セット 珠江橋牌 老抽王 濃口しょうゆ 中国醤油 500ml x 2本
日本の醤油を使うと塩辛すぎて上手くはいかないと思います。
老抽は日本の醤油と比べて、塩分が少ないので多めに使っても、丁度よい塩加減になります。
花椒(ホワジャオ)の利いた辣椒油(ラージャオ油)を使うことも、大きなポイントですので、予め作っておく必要があります。
材料
鶏胸肉 老抽(中国の濃口醤油) 黒酢 長ネギ(青) 辣椒油(ラー・ジャオ・ユ) 豆鼓(トウチ) 生姜 にんにく 岩塩 ハチミツ 料理酒 紹興酒 ピーナッツ パクチー(コリアンダーの葉)
2~3人分
鶏むね肉 2枚
ニンニク 1片
ショウガ 1片
料理酒 大さじ3
長ネギ(青) 1片
水 100cc
岩塩 小さじ1/2
●タレ
老抽 大さじ1
黒酢 大さじ2
鶏肉の茹で汁 大さじ2
辣椒油(ラージャオ油) 大さじ2
ハチミツ 大さじ1
豆鼓 小さじ2
ニンニク 1片
ショウガ 1片
紹興酒 大さじ1
●トッピング
ピーナッツ 10g
パクチー お好みの量
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作り方

おろし金で、ニンニクを2片おろします。
半分は鶏肉の煮込み用に、半分はタレ用に使います。

おろし金で、ショウガを2片おろします。
ニンニクと同様、半分は鶏肉の煮込み用に、半分はタレ用に使います。

鶏むね肉を鍋に入れ、岩塩、おろしニンニク(半分)、おろしショウガ(半分)、長ネギ(青)、料理酒、水100ccを入れます。
鶏肉の皮を外すかどうかはお好みで。
水かさは少なめで構いません。
極弱火にかけて鍋に蓋をし、極めて低温で10分間、蒸煮にします。
低温で火を通すのは柔らかく仕上げる為です。
また短時間で火を通す事で、肉汁の流出を最小限にし、しっとりとした食感に仕上げていきます。

10分したら、蓋をしたまま火を止めて、1時間放置して予熱で中まで火を通しておきます。

茹で汁がぬるま湯くらいになるまで冷まします。

茹で汁が冷めたら、鶏肉を茹で汁に浸したまま、冷蔵庫に入れてしっかりと冷やしておきます。
鍋ごと冷蔵庫に入れられない場合は、何か容器に移して入れて下さい。
茹で汁に浸けたまま冷やすことで、仕上がりがしっとりとします。

鶏肉を冷蔵庫に入れたら、タレを作ります。
辣椒油(ラージャオ油)が必要なので作っておきます。
無い場合は、市販の食べるラー油などで代用して下さい。

トウチをみじん切りにしておきます。

小鍋に、おろしニンニク、おろしショウガ、トウチを入れます。

さらに、老抽(ラォ・チャウ)、黒酢、ハチミツ、紹興酒、辣椒油、鶏肉の茹で汁を入れます。
黒酢はスーパーでも手にはいりますが、私は「臨醐山黒酢(りんこさんくろす)」をおすすめします。
香りはまるでワインのような芳醇な香りで、酸味はキツなく口当たりはとても深みがあってまろやか、水で割って飲んでもいけそうなくらい美味しい黒酢です。
スーパーなどで売っている黒酢とは味や香りが全く違う上に、お値段もそれほど変わらないので強く、おすすめします。

極弱火にかけて、2分間煮ます。
煮ることで味が纏まります。

2分経ったら、火を止めてそのまま冷まします。
これでタレは出来上がりです。

一晩冷やした鶏肉を茹で汁から取り出して、まな板に置きます。
茹で汁は、チキンスープとして他の料理に使えます。

鶏肉を2~4mmくらいの厚さにスライスします。

大きめの平皿に鶏肉を綺麗に移します。

ピーナッツを細かくみじん切りにします。
ピーナッツは口水鶏に、とてもよく合います。

パクチーをお好みの量、刻むか、葉っぱだけ千切り取ります。

鶏肉をよそった皿に、タレをスプーンですくい取ってかけます。
鶏肉の下にタレを敷くか、鶏肉に直接かけるかはお好みで。

みじん切りにしたピーナッツを振りかけます。

最後にパクチーを添えます。
横に添えるか、鶏肉の上に乗せるかはお好みで。
これで、よだれ鶏(口水鶏)は出来上がりです。
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